牛乳原料のこだわり

北海道は酪農業とともに発展してきた歴史があります。開拓がはじまった150年前、北海道では稲作が不可能なほど、どこもかしこも雑草が生い茂る荒れた大地でした。

ジャガイモや南瓜などの穀物を栽培するのがせいぜいで、今のように美味しいコメや野菜は皆無でした。
そんな中で、雑草を人間の食べられる食料に変えてくれたのが乳牛という存在です。
乳牛が雑草を牛乳に変化させ、先人たちはその牛乳を飲んで栄養を補給して命をつないできた歴史があります。

北海道には世界に誇れる酪農業があり、持続可能な産業として未来につないでいくことが今を生きる私たちの使命だと考えています。

 

当店は水を一滴も使わず北海道産牛乳を原料にパンを作っています。

牛乳を使うことで、もちもち感としっとり感が出るのは言うまでもありませんが、なんといっても風味豊かなパンとなります。

一度食べると忘れられない、どことなく懐かしさも感じられる、そんなパンをこれからも作り続けていきたい。

そして、北海道酪農の発展と未来への持続を願いつつ。